乳がん検診で行われるマンモグラフィー。実は日本人には不向きな検査らしい。

先日の毎日新聞に掲載されていました。

乳がん検診の不都合な真実 無意味な検査を日本はなぜ繰り返すのか?

私も自治体の検診で2年に一度、700円ほどでマンモグラフィーによる乳がん検診を受けています。大腸がんをはじめ、他の検診も自治体から補助が出ていて、かなり安く受けられるのは本当にありがたいことです。ここ数年、こうした検診の普及が進んでいるのを感じます。

けれども、実は乳がんの死亡率は日本では少しずつ上昇しているそうです。その理由のひとつが「高濃度乳房」の存在にあるようです。高濃度乳房とは、乳房内の乳腺組織の割合が高く、脂肪が少ない状態のことを指します。

マンモグラフィーの画像では乳腺が白く映り、脂肪は黒く映るのですが、高濃度乳房の場合、全体が白っぽく映るため、同じく白く映るがん細胞が乳腺組織に紛れやすいのです。このような理由から、高濃度乳房ではがんを見つけにくくなる傾向があるようです。

さらに、日本人は高濃度乳房の割合が高く、特に40歳代以下の比較的若い女性に多いとのこと。アジア人全般にこの傾向が見られるため、日本ではマンモグラフィーのみの検診では十分でない場合もあるそうです。最近では、超音波検査やMRIを併用することが推奨されているとのことで、これらの検査は乳腺の密度に左右されないため、高濃度乳房の女性にも適しているそうです。

改めて自分も、今後の検診について考え直す必要があるなと思いました。医師に相談して、必要に応じて他の検査を受けるかどうかも検討した方が安心できそうです。