女性の知人が2人ほど、子どもを抱えて離婚をしています。2人とも養育費を貰えていません。
一人はDVで離婚したため、もう関わりたくないとのことで養育費を放棄。
もう一人は相手に別の女性ができてしまい離婚。おそらく相手の女性が境界性パーソナリティ障害で、お金を何かに付けてせびってくる。最初は払うと約束していたのに結局支払いが滞っているそうです。ちなみにその元夫さん、ご実家にもお金の無心に行き、絶縁されたそうです。
まず、養育費ってそもそも何なのかというと、離婚後も子どもを育てるために片方の親がもう片方の親に支払うお金のことです。たとえば子どもの生活費や教育費がその対象になります。法律的には親には「扶養義務」があるので、離婚しても親である限り、この義務は消えません。だから、支払う側が「払いたくない」と言っても逃れることはできない…というのが建前です。
ただ、実際には離婚後に養育費をきちんと払っている人がどれだけいるのかというと、日本ではかなり少ないそうです。調停や裁判で養育費を取り決めたとしても、その後支払われるケースは半数以下とも言われています。支払わない側にペナルティがほとんどないのが一因なんだとか。
他の国と比べると、日本は特に養育費の取り決めや支払いのルールが緩いみたいです。たとえばアメリカやドイツでは、養育費の支払いを強制するシステムが整っています。給料から天引きしたり、支払いが滞ると免許を停止するなんて仕組みもあるそうです。でも日本の場合、取り決めがあっても支払われないことがあっても、裁判を起こすなどしないと強制できません。そのため、泣き寝入りしてしまう人も多い。
もうひとつ驚いたのが、養育費を取り決める際の金額です。調停や話し合いで決めることがほとんどですが、基準となる「養育費算定表」があるとはいえ、収入や生活状況によって金額に差が出ます。しかも、相手が収入を隠していたりすると、本当の金額が分からず適正な養育費が決まらないこともあります。これも不公平ですよね。
さらに問題だなと思ったのが、養育費の支払いが途中で途切れるケース。たとえば、支払う側が再婚したり、仕事を辞めたりして「もう払えない」と言い出した場合です。法律上、扶養義務は変わらないはずなのに、支払いを続けさせるのが難しい現状があるようです。結局、子どもを育てる負担が全部支える側にのしかかることになるんですよね。
個人的には、子どものためのお金なのだから、もっとしっかりしたルールが必要だと思います。国が養育費を立て替えて後で回収する制度や、給料から直接差し引く仕組みがもっと広がればいいのに…。離婚した親同士の感情や状況に左右されるのではなく、子どもの生活を守ることを最優先に考えるべきだと思うんです。
離婚って当事者にとってはすごく大変なことだけど、子どもには何の罪もないし、むしろ一番影響を受ける存在です。だからこそ、養育費をきちんと支払わせる仕組みを整えるのは大事だなと感じました。この問題にもっと多くの人が関心を持って、法律や社会の仕組みが改善されていくといいなと思います。